鍼灸のお灸って熱いの?
「お灸をすえる」というと、強く叱られそうなイメージですよね。
その印象から、鍼灸院などで施術される、お灸も「しんどいくらい熱いもの」というイメージを持たれている方も多いでしょう。
「お灸は熱くないのか?」について解説していきます。
▼お灸は熱くありません
お灸を必要とする方は、老若男女問わずいます。
どんな方でもお灸による効果を実感してもらうために、現在では熱くないお灸が主流です。
■熱いお灸は過去のもの
「お灸イコール熱い」というイメージの元になったのは、「打膿灸(だのうきゅう)」という施術があったためです。
これは、肌に直接モグサ(お灸の材料)を大量にのせ、点火することで、故意に火傷を作り膿を出す、という施術です。
直接肌の上でモグサに火をつけるので、熱いですし、火傷が痕に残ります。
現在では、希望者の方や特殊な場合にだけ施す方法です。
■どうして熱くないの?
上記のように直接、肌の上でモグサに火をつける事はしないので、お灸の温度は調節が可能です。
具体的には軟膏の上に、適量のモグサをのせて点火していきます。
なので、入浴しているような、じんわりとした温かさを感じたまま、心地良いまま治療が終わります。
■熱くないと効果がない?
「熱くなければ効果がないのでは?」という方もいますよね。
結論から申し上げると、熱い必要はありません。
特定の箇所に効果的にお灸をする事で、血流を促進し、不調の軽減を目指す施術です。
そのため、必ずしも熱い必要はないのです。
▼まとめ
「お灸は熱いのか?」という疑問について解説してきました。
熱々のお灸は過去のものです、現在では軟膏の上にモグサをのせ、また量を調節することで、温かい適切な温度でお灸の施術ができますのでご安心ください。
お灸の目的は、温熱による血流の促進やリラックスであり、結果的にさまざまな不調の原因にアプローチしていくものです。
実際に、お灸を試すことでイメージが変わるのではないでしょうか。
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